素晴らしきヴィンテージミリタリーウォッチをご紹介!ジャガールクルト、ロンジン、ベンラス、エテルナ

素晴らしきヴィンテージミリタリーブランド

ジャガールクルトマークXI

この記事では、JLC(ジャガールクルト)、ロンジンといったよく知られたブランドからエテルナ、ベンラスなどあまり有名でないブランドまで含めて、4つの偉大なヴィンテージミリタリー時計のご紹介をしようと思います。


これらのブランドは元々、オーストラリア、チェコスロヴァキア、アメリカの軍隊のために生産されたものでした。


JLC(ジャガールクルト)マークXI(オーストラリア王室空軍用)

ジャガールクルトマークXI

最高級のヴィンテージミリタリー時計というと、ジオフィジック、ポラリス、ディープ・シー・アラーム、ジャンボメモボックス、そしてもちろんマークXIを思い浮かべます。

JLC(ジャガールクルト)マークXIの腕時計は、クロノメーター級のムーブメントが特徴で、私の個人的な見解ですが、今までに生産されたミリタリー時計の中で最高であると思います。


これらのミリタリー時計の多くは、今日では売り出されていません。


英国王室空軍(RAF)用のミリタリー時計がほとんどであるのに対し、オーストラリア王室空軍(RAAF)用の時計は少なく、恐らく600ほどしか生産されていません。


オーストラリア王室空軍(RAAF)用は1950年と1953年にJLC(ジャガールクルト)、1957年にIWCに依頼して、マークXIを生産しました。

 

ジャガールクルトマークXI内部

ここでご紹介するのは、1953年からの最高級のJLC(ジャガールクルト)です。


ケース背面のマークを見ると、1950年か1953年のものか、判別することが出来ます。

また、英国王室空軍(RAF)と違い、固定式のバーの代わりにバネでできたバーが付いているので、バーを見てオーストラリア王室空軍(RAAF)マークXIであることを判別出来ます。

この特徴によって、オーストラリア王室空軍(RAAF)はストラップやブレスレットを腕時計と一緒に着用することができ、汎用性があるため、他のミリタリー時計とは一線を画していると言えます。

ジャガールクルトマークXI裏面

JLC(ジャガールクルト)マークXIについてはこちら、オーストラリア王室空軍(RAAF)マークXIについてはこちらから詳細な記事を読むことが出来ます。


また、このJLC(ジャガールクルト)マークXIは、現在およそ723,055円で販売されています。

ロンジン(チェコスロバキア空軍用 )

チェコロンジン


1930年代にチェコスロヴァキアのパイロットが使用していたもののリメイク版で、ロンジン・ヘリテージ1935(Stephen氏によって詳細が書かれた記事はこちら)でしたら今でも新しいものを入手することが出来ます。

ロンジン・ヘリテージ1935は最もオリジナルに近いデザインであるため、賞賛を浴びてきましたが、これはオリジナルに叶うモデルはない、ということも表しています。

チェコロンジン内部


オリジナルは1938年頃に製造されたものですが、大変希少な金メッキの数字が書かれた、エナメルの文字盤が一番の特徴です。

現代的なサイズ、聖堂を連想させるような針、ラグの付いたユニークな形状のケース、などの特徴を備えた素晴らしい時計です。

円状のベゼル内側にあるラジウム金属製の三角印によって、経過時間を測定することもできるようになっています。

このような素晴らしい特徴は、現代の腕時計から失われてしまいましたが、評価に値するものです。

チェコロンジン裏面


このロンジンは約329,340円で販売されていますが、すぐに売れてしまうことでしょう。


エテルナ(チェコスロヴァキア空軍用)

チェコエテルナ

ロンジンだけでなく、同時期の1930年代から1940年代にかけて、エテルナもチェコスロヴァキア軍用に腕時計を製造していました。


エテルナのモデルは、直径がロンジンよりも2mm小さいですが、ずっと安価で入手できます。

華美でない針、シンプルな数字といったデザイン面でもロンジンと違う部分があります。

また、1秒以内の時間を測ることが出来ず、暗がりで光らない秒針であることも特徴です。

更に、ロンジンと違い、ベゼルとその内側にラジウム金属製の三角印がないことにもお気付きかと思います。

ロンジンと同じくチェコスロヴァキア空軍用に製造されていますが、全体的によりシンプルで複雑でない形に凝縮されていると言えます。

チェコエテルナ内部


このモデルは、約137,800円で販売中です。


ベンラスMIL-W-46374A(アメリカ陸軍用)

ベンラス

現代のタイメックスモデルの中で最も人気のあるモデルに影響を与えた、1982年からのタイメックスミリタリー時計の歴史についてお伝えしたことがあります。


ですが、読者の皆さんの多くは、ウェストクロックス(1970年)、ベンラス(1975年、1976年)がこうしたプラスチック製のミリタリー時計をタイメックスよりも早い段階から製造していたことをきっとご存知ないでしょう。


このミリタリー時計に余計な装飾はないですが、ムーブメントに7つ石が埋め込まれており、これだけでも貴重なものです。


また、今日まで使える状態で残っているということも貴重であります。

ベンラス内部

このベンラスは、1975年6月製造のものです。MIL-W-46374モデルについては、こちらから詳細の記事を読むことが出来ます。


良い状態のものを見つけるのは難しい一方で、ベンラスはそれ程高価ではないため、数百ドル程度の価格で歴史の一コマに触れることが出来ます。

ベンラス裏面


このベンラスは、約24,000円で販売中です。