ロレックス グレージュダイヤル腕時計 Ref.1024 実際の腕時計レビュー
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本日はヴィンテージロレックスのグレージュダイヤルRef.1024がオーバーホールから戻ってきましたので、そのレビューをしてまいります。
そろそろゴールデンウィークに入りますが、ヴィンテージウォッチライフは営業しておりますので、気になる商品がございましたらお気軽にお越しくださいませ。
ロレックス グレージュダイヤル腕時計 Ref.1024実際の腕時計レビュー
話を戻しまして、このロレックスを仕入れた経緯なのですが、時計全体のバランスを見て素晴らしいというのがあって仕入れました。
色々話したい部分はあるのですが、外観全体をまとめてお話しします。
まず今回のモデルは、ステンレスにゴールドのメッキが施されています。
よって裏面はステンレスのシルバーなんですね。
このメッキの状態が良いことは評価に値する部分でして、こういった1970年代のモデルでメッキがここまで綺麗に残っているのは中々ありません。
そして、このステンレスから上に施されたメッキのゴールドが美しいのです。
18Kのまばゆい光り方でもなく、ステンレスの落ち着いたシルバーでもなくその中間の控え目ゴールドという表現が正しいでしょうか。
18Kゴールドもステンレスの輝きも、どちらも美しいのですがその一般的な金属素材では表現できないなんとも控え目なゴールドというのが、上品さを際立たせてくれています。
動画や画像からは分かりにくいかもしれませんが、18Kゴールドと比較すると落ち着いた印象です。
そして、そこに与えられたなんとも言えないサンレイの文字盤です。
この色の表現はなんと表現したら良いのか分からなかったので、妻にこれ何色だと思う?
と聞いたら、グレージュ色じゃない?
と言われました。
我々男性からすれば、そういった色の存在すら知りませんがこれはグレージュ色なんだそうです。
もちろん、私は仕入れた後にそのことを知ったので、直感的にこの色が美しいなぁと感じてこの時計を仕入れました。
この文字盤の色が、光に当たる時でも当たってない時でも、なんとも言えない濃淡を生み出します。
ブラックでもなければ、グレーでもないし、なんとも言えないこの文字盤の色が外しを効かせて、着用してある方はおしゃれだなぁって周りから見られるはずですね。
デイト表記はなく、12時位置にはロレックスの王冠マークに、その他の部分はバーインデックスで針もバーでセンターセコンドと、すっきりとした印象です。
時計には王道とか定番と呼ばれるカテゴリーがあり、例えばダイバーズとかミリタリーテイストの時計は、男性であれば誰もが好きになるスタイルですがそのほかに外しの分野も存在します。
このロレックスの時計は、その外しのカテゴリーに分類できると思いますね。
ゴールドの時計なんだけれども、文字盤も一緒に見た時の全体像は落ち着きがあり品がある。
では次にサイズを見てみましょう。
この時計のサイズは、ケース径34mmで現代のサイズ感からすればレディースに分類されるサイズでしょう。
昨今はもうミリタリーウォッチでなくても、ケース径40mmがデフォルトになっておりますので、そのサイズ感に慣れてる方であれば小さく感じるでしょうが、小さい時計の方が、『おしゃれ』とか『センス』ってワードの相性がいいと感じます。
通常のジャケットスタイルに合わせても、さりげなく手元をオシャレにしてくれますし、これから暑くなってきますが麻などの涼しげなシャツに、ジーパンとサンダルなんかでも綺麗めに見せてくれるのではないでしょうか。
これは誰がつけて欲しいというのも考えせさることなく、男性でも多分女性でもその人の品格をグッとあげくれる。そんな腕時計だと思いますね。
他のブランドでもない、ロレックスの中でも中々ない独特の雰囲気を持ったこちらのモデルは、分かる人には分かる洗練された美しさがありますね。