ヴィンテージウォッチの裏蓋に入ってるサインは何を表しているの?

腕時計の裏蓋を見ると色々なサインが入っています。

その裏面に刻印されているもを、しっかりと確認していくと時計がどのような素材で作られているのかが分かるようになりますので、是非ともここでヴィンテージウォッチの理解を深めていただけたら嬉しいです😊

 

ヴィンテージウォッチの裏蓋に記載されているサインは?

現在では腕時計は、ほぼ99%がステンレススチールで作られていますが昔はステンレスは入手が難しかったことや安価に作るために、真鍮メッキで作られていることがあります。

ここは実際には、言われてみないと分からない部分だと思いますので、読み終わった後にご自身の持つ時計はどのようになっているかを確認されてみてください。

 

スイスは日本と同じように、輸出でお金を稼いでる国なのでその国に向けたサインを入れる傾向がありました。

感覚的にはトヨタの車が輸出用に『レクサス』というブランドを作った感覚に近いでしょう。

ですので、それぞれの国に向けてその国の人が瞬時に読み取れるように、裏面にはその時計はどんな素材で出来ているのか?を表す刻印が入っています。

まず初めにフランス向けなのですが

・Achille Inox(アシールイノックス/ステンレス鋼)
・acier inoxydable(アシーノイノクシダブル/ステンレス鋼)

このように、ステンレス素材で作られているものを『アシールイノックス』や『アシーノイノクシダブル』と呼び、それが時計の裏蓋に刻印されています。

このような刻印が入っていれば、フランス向けに作られたものなんだなぁというふうに認識されてください。

 

では、それ以外には、どのようなサインがあるかと言いますと

・Chrome case

というのがあります。

Chromeというのは、簡単にいうとステンレスメッキのことだと考えて下さい。

要するに、土台の素材は真鍮で作られており、その周りをステンレスメッキでコーティングしてる状態なんですね。

しかし、昔の腕時計になるとケース本体は真鍮にステンレスメッキであっても、裏蓋は全てがステンレスで作られているものが多いです。

ここからは、そんな本体も裏蓋もステンレスで作られているものと、裏蓋だけがステンレスで作られているものの見分け方を解説して参ります。

まず英語表記のものから解説します。

裏蓋にstainless steel back/ステンレススチールバックと記載されているものは、裏蓋だけがステンレス素材であることを表しています。

逆にstainless steel/ステンレススチールだけの記載であれば、ケース本体もステンレス素材で作られているということですね。

 

では次にフランス語バージョンの解説になりますが、英語で底とか裏とかを意味するのが『フォンド』というフレーズなのですが、要するに腕時計でいう裏蓋のことだと考えてください。

そうなると、フォンドアシールイノックスとなりこれは裏蓋だけがステンレスで作られているという意味になるんですね。