オーバーホール中 ハミルトン W10 【6bb】イギリス空軍支給品 ヴィンテージミリタリーウォッチ
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オーバーホール中 ハミルトン W10 【6bb】イギリス空軍支給品 ヴィンテージミリタリーウォッチ

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ハミルトン W10 【6bb】イギリス空軍支給品 ヴィンテージミリタリーウォッチでございます😊

2025年1月20日前後に納品予定。

今回のモデルは陸軍に納品されたものではなく、空軍に納品されたものです。

一般的にはW10の刻印が入るところが、空軍のコードである6bbのコードになっています。

1974年に空軍に納品された本数は3000本程度と言われており、W10と比較してかなり少ないのが特徴です。

文字盤にも違いがあり、HAMILTONのロゴの下にGENEVEのロゴが入ります。

1970年代になると、当時の英国経済の不振もあって、英国軍は財政的なコストカットを求められるようになりました。

その前のW10を担当していたスミス社のような伝統的な腕時計の作りでは、採算が合わなくなったことで、新しいスプライヤーであるハミルトンがスミスの後継となるW10の生産を引き継ぐこととなります。

ハミルトンのW10は1973年から1976年まで製造され、その後CWCが引き継ぐこととなります。

コストカットして作られているものの、品質は現在の時計に匹敵するほどであり、ハック機能まで搭載していることが素晴らしいと言えるでしょう。

またスミスとの大きな違いは、コストカットによって生み出されたモノコック型の形状であり、裏蓋のないワンピースでケースが作られています。

よって防水性を高め、風防を外さないとムーブメントを取り出せないようになっています。

ここからトノー型の時計がミリタリーウォッチでも始まるのですが、このスペックでこのデザインですので、製造数は多いとはいえ年々相場は少しづつ上昇しています。

ムーブメントは手巻きで、ハミルトン社製Cal.649ムーブメントを搭載しています。

このムーブメントはETACal.2750をチューニングしたもので、元々は搭載されてないハック機能を新たに加えて、ミリタリー仕様に変更されているのです。

50年前の腕時計ですので、コンディションがいい個体があまりなのですが、いいコンディションのものを選んできました。

夜光の状態と文字盤の状態はかなり良好ですね。

風防側面にヒビが入っており、そのままでは防水性が確保できないと判断したため風防の交換を行なっております。

 

 

ケース径 36mm

手巻き

 

詳細画像は後日アップします。

 

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