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一般的に見られるのが、ラジウム版とトリチウム版ですが今回のは『リン発光化合物』が使用されています。Pといえば、やっぱり80年代のセイコーによって作られたGEN1&2が代表的かと思われますが、あのPとはおそらくプロメチウムの配合料が違うと思います。
というのも、トリチウムと比べてプロメチウムの方が放射性物質が多い為、レマニアの方はかなり少数でしかプロメチウムを使った夜光を作っていません。
よって、この丸Pマークのレマニアのクロノグラフというのは、ラジウムからトリチウムに置き換わる間の本の一瞬の間だけ、ラジウムの代わりを担った時計なんですね。
多分なんですが、日本にこの時計は1本も入ってきてないはずなので、持ってる人は誰もいないと思います。
私もこの丸Pが存在するのは知ってましたが、実際に手に取れるとは思ってなかったので本当にイギリスに行ってよかったなぁって思いました。
裏蓋を見てみると、海軍コードのHS↑9があり打ち消し線で消してその上に0552のコードがあるので、海軍用から空軍用に支給先を変更されたことが分かりますね。
ラグははめ殺しタイプと、バネ棒タイプが存在しますがこちらはベルトを交換しやすい、バネ棒タイプになります。
最後の写真は参考資料写真になります。
サイズ
ケース直径 38.5mm
ラグ幅 20mm
状態
3時位置少し下にシミがありますが、実際にはほとんど分かりません。
仕入れ時点でオーバーホール済
精度はしっかり出ています。
時計について、実際に見たいという方がいらっしゃいましたら、博多駅周辺でしたら持っていくことが可能ですのでお気軽にお申し付けくださいませ。
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