パテックフィリップの腕時計 リファレンスチェックガイド
パテックフィリップの腕時計 リファレンスチェックガイド
ヴィンテージのパテックフィリップは、基本的には3〜4桁の数字の後にアルファベットが来ます。
そのアルファベットは、素材を表しておりこの素材が分かることでよりヴィンテージのパテックを楽しめると思いますので、こちらの素材のアルファベットも頭の片隅に置かれてください。
パテックフィリップのアルファベットが表す意味
アルファベット | 意味 |
---|---|
Aだけ or /1A | ステンレススティール |
R | ローズゴールド |
G | ホワイトゴールド |
J | イエローゴールド |
P | プラチナ |
Ref.570
1938年から1972年頃まで製造
同社初のセンターセコンド専用機でcal.27SCを搭載しています。
しかし、スモセコモデルも存在します。
ケースサイズ 35mm
35mmのケース径であることから『ビッグカラトラバ』として認知されています。
Ref.2455
1950年台製造
このモデルの特徴はベゼルが幅広で、重厚な雰囲気をもたらしているところでしょう。
一見するとシンプルなスタイルに見えますが、ケースの側面にはラインが入っておりパテックらしい意匠を感じさせます。
手巻き Cal.12-120
33mm
Ref.2481J
1950~60年代に製造
Ref.2506
1950年代に製造
ケース素材 18Kイエローゴールド
ケースサイズ 31mm
手巻き Cal.10-200
Ref.2526
Ref.2545
1950年代に製造
ケース径 31.5mm
手巻き Cal.12-4000
6時位置にSWISSの『表記あり/なし』が存在する
ケースバックはスクリューバック
針はドーフィン針
スモセコはセクター系とバーライン系が存在
セクター系にはSWISSの表記は入らない
バーラインモデルはSWISSが入る
Ref.2591G
製造期間 1960年代
ケース径 35mm
素材 ホワイトゴールド
手巻き Cal.23-300
Gはホワイトゴールド製を表しています。
Ref.3354
1970年代生産
手巻き Cal.13.5-320
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ケースサイズ 20 x 23mm
ブレスレットは一体型
レディースウォッチ
Ref.3425
パテックフィリップ Ref.3796R
手巻き
ケース素材=イエローゴールド
ケース径 30.5mm
Ref.96のサイズを受け継いだRef.3796は、小ぶりなケースサイズながらも視認性の高さが特徴となっています。
3796には日本限定で100本だけ販売されたモデルがあり、96年にイエローゴールドが100、翌年の97年にはホワイトゴールドが100本生産されています。
表側から見れば通常の3796と同じですが、裏蓋がスケルトンになっています。
Ref.3796P
WG=ホワイトゴールド
Ref.3796PのPは素材がプラチナであることを表しています
パテックフィリップ カラトラバ コンプリケーション 150周年モデル Ref.3718
1989年に限定500本生産
ケース直径 33mm
パテックフィリップが誕生してから150周年を記念して作られたモデルです。
素材はステンレスが使われています。
手巻き Cal.215
日本500本限定の希少なモデルです。
Ref.3425
1960年代生産
ケース素材 18Kイエローゴールド
ケースサイズ 33mm
SWISSありモデルとなしモデルが存在
SWISSありモデルとなしモデルではデザインが違う
自動巻 Cal.27-460
60年代のモデルながらロゴ、スモセコ、ミニッツマーカーに至るまでエナメルの象嵌になっています。
Ref.3429
1960年代に作られたモデル
ケース径 35mm
自動巻 Cal.27-460
特徴
エナメル仕上げのロゴ
リューズはPPリューズ
Ref.3520J
1965〜90年代に製造
ケース 18Kイエローゴールド
ケース径 32mm
手巻き Cal.175
前期モデルと後期モデルが存在し、前期モデルはフレデリックピゲ社製ベースCal.175を搭載。
後期モデルは、ジュネーブシールを獲得したcal.177を搭載
ケースはウェンガー社によって制作されています。
世界初の薄型防水時計として発売されました。
後期モデルは、ベゼルにクル・ド・パリの装飾が入りムーブメントがCal.177になります。
Ref.3523
1960年代に生産
ケース径 28 x 28mm
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ブレストは一体型
秒針なしが正
手巻き Cal.175
Ref.3528/4
Ref.3537
1960年代製造
手巻き Cal.23-300
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ケース径 33mm
Ref.3538
製造 1960〜70年代
ケース径 33mm
手巻き Cal.23-300PM
秒針なしモデル
Ref.3543
1960年代に生産
ケースはウェンガー社が製造
ケース素材 18Kイエローゴールド
ケース径 31mm
手巻き cal.23-300PM
搭載ムーブメントであるCal.23-300PMは、史上最高の手巻き機械と呼ばれています。
Ref.3544
ゴールデンエリプス
1960〜70年代製造
ケースサイズ 33 x 33mm
ケース素材 プラチナ
手巻き Cal.23-300PM
Ref.3562
1960年代末から1970年代初頭に生産
ケースサイズ 33mm
ケース素材 18Kイエローゴールド
手巻き Cal.23-300PM
Ref.3563
1960〜80年代に製造
ケース径 35mm
ケース素材 18Kホワイトゴールド
自動巻 Cal.350
バックワインド方式
Ref.3566
1980年代に生産
ケースは18Kホワイトゴールド
手巻き Cal.177
ケースサイズ
28x 28mm
Ref.3569/3G
1969年から1986年まで製造
ケースサイズ 35mm
ケース素材 18Kホワイトゴールド
自動巻 Cal.350
リューズが裏側にあるバックワインド式
Ref.3571
ref.3578/1
1970年代に生産
インデックスとケースサイドのブルーはラピスラズリ
ケースサイズ 直径が30mm
縦方向が26mm
手巻き Cal.177
Ref.3580
1972〜80年に生産
バックワインドモデル
文字盤はブルーのサンバースト仕上げ
自動巻 Cal.350
素材 ステンレス
ケースサイズ 35mm
長さ 40mm
Ref.3671
1980年代生産
ケースサイズ 26mm x 32.5mm
ケース素材 18Kイエローゴールド
手巻きCal.177
Ref.3733/1
1970年代に生産
ゴンドーロ
文字盤はラピスラズリ
ケースサイズ
ケース径 29mm(リューズ除く)
高さ 33mm(ラグ含む)mm
手巻き Cal.215
Ref.3776/1
1980年代生産(1984年)
ケースサイズ 30 x 24mm
手巻き Cal.177
ケース素材は18Kイエローゴールド
ポセイドン神殿からインスピレーションを得た、パテック フィリップ Ref. 3776 は、「レ グレック」と呼ばれこれはギリシャ文字盤を採用しているモデルを指します。
コレクションのために特別に作られたジュエリーモデルです。
Ref.3803/2
1980年代に作られたゴンドーロ『3803』のブレスレットモデル。
手巻きCal.177
ケースサイズ 34.0×24.5mm
Ref.3820
生産期間 1983年から2000年頃
ケース径 32mm
特徴
秒針がありません。
針は時針、分針共にブレゲ針が採用されています。
インデックスもブレゲ数字が採用されています。
ラグはティアドロップ
手巻き Cal.177
このムーブメントはフレデリックピゲ社製のCal.21をベースに改良されたものです。
Ref.3821
1980年代製造
ケース径 31.5cm
ケース素材 18Kイエローゴールド
手巻き Cal.177
実際の生産数はかなり少なかったと言われています。
ローマンインデックス
秒針なしが正
Ref.3842 ゴンドーロ
1983〜1998年まで製造
ケースサイズ 31 x 29mm
ケース素材 18Kピンクゴールド
手巻き Cal.177
Ref.3844
1970年代に生産
素材 18Kホワイトゴールド
ブレストは一体型
文字盤は深いブルー(ネイビー)
手巻き Cal.215
Ref.3854
1970〜80年台製造
ケース素材 18Kイエローゴールド
ケースサイズ 29mm
手巻き Cal.215
ケースはダブルライン
Ref.3893
手巻き cal.215
1980年に発売されたモデル
ケース径 33mm
Ref.3919
生産期間 1986年~2006年
ベゼルにクルド・パリの装飾が施されています。
Ref.3919/5
メッシュタイプのブレスレットが付くことで3919の次に/5がつきます。
ケース素材=18KWG
Ref.4216
1970年〜80年代初頭に生産
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ケースサイズ 28mm
手巻き Cal.16-250
Ref.4222
1970年代製造
ホワイトゴールド製
手巻き Cal.16-250
ケース径 26 x 26mm
Ref.5024
2000年代に製造
ケース素材 18Kホワイトゴールド
ケース径 30 x 38mm
手巻き Cal.215
こちらのCal.215は機械式時計の製造技術を100年進化させたと言われています。
文字盤はピンク
オールドパテックフィリップの中では、ケースサイズが最大の36.5mmになります。
ケースから風防にかけて、傾斜(溝)があり特殊な形をしたケースになっています。
Ref.9445
1960年代製造
自動巻 Cal.27-460M
ケース径 35mm
ケース素材 18Kホワイトゴールド
1976年に発表されたパテック初のステンレススティール製ウォッチ「ノーチラス」の流れを汲み 、
1997年に発売されたものが「アクアノート」です。ノーチラスよりもよりカジュアルなデザイン となっています。
パテックフィリップ
アクアノート エクストララージ
Ref.5167A-001
ケース径 40.8mm
パテックフィリップ
カラトラバ
Ref.4820/001
ケース径 25mm
レディースモデル
パテックフィリップ
カラトラバ
Ref. 3445
18KWG
ケース径 35mm
1970年代のモデル
ムーブメント Cal.27-460M
Ref. 3579/1A
パテックフィリップ カラトラバ
Cal.23-300
素材 ステンレス
ケース径:縦 38mm × 横 32.5mm
1970年代の時計
ムーブメント Cal.23-300PM
パテックフィリップ カラトラバ
Ref.3820J
素材 K18
ケース径 32mm
ムーブメント 手巻きCal.177
1980年代製造モデル
パテックフィリップ
マニュアルカレンダームーン
Ref.5146J-010
素材18YG
ケース径 39mm
ムーブメント 自動巻きCal.324 S IRM QA LU
Ref.2573
1960年代製造
ケース素材 18Kゴールド
ケース径 32mm
手巻き Cal.23-300
Ref.1516
ロゴの部分はPatek Philippe & Co
が『正』になります。