クロスウィンド[CROSSWIND]

クラフツマンシップを感じさせる優れたデザイン

直径44mm、厚さ15.5mmという、クロノマットよりひと回り大きなケースデザインをもつクロスウィンドは、何といっても洗練されたスタイリングが特徴だ。文字盤にギロッシュ加工と呼ばれる美しい表面仕上げを施しているほか、インデックスには大きめのローマ数字、また、ベゼルに搭載されたライダータブやリューズのデザインも全体のアクセントとなっている。そんなエレガントな雰囲気をもちながら、心臓部には、頑強さで定評のあるブライトリング13・ムーブメントを装備。またインデックスと合計6本の指針にホワイトトリチウムを塗布することで、暗闇での視認性を高めている。まさに、ブライトリングならではの卓越したクラフツマンシップを感じさせる完成度の高いクロノグラフといえるだろう。

クロスウィンド・スペシャル[CROSSWIND SPECIAL]

大胆なデイト表示が機能的かつユニークな存在

通常3時位置もしくは4時と5時位置の中間に配置されるデイト表示を、大胆にも12時位置に配し、しかも10の位と1の位を別々のディスクにすることによって、より読みやすくしたモデルがクロスウィンド・スペシャルだ。この大型デイト表示機構を搭載したクロノグラフは、30分計、12時間計、秒針の3つのインダイヤルをもち、指針にはすべて夜行塗料が施されている。そのほかにも機能性に関して特筆すべき点は多い。たとえば、大型のプッシュボタンとリューズ、本モデル専用のパイロット・スペシャル・ブレスレット、そして100m防水となっている点も見逃せない。12時位置のデイト表示がデザイン的にもユニークな存在となっているが、それを含めた使い勝手のよさがこの時計の魅力につながっている。