クロノグラフ腕時計 ピラーホイール搭載 本格クロノグラフ

新開発されたクロノグラフ

Cal.L951-1

「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」が搭載されているモデルとなっています。

これまで、クロノグラフ秒針はゆっくりと次のメモリに移っていました。

しかし、そのことにより、誤読が発生しやすくもなるのが、機械式クロノグラフの問題点でもあったのです。

それを改善してくれたのが、「プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンター」。

クロノグラフの秒針が1周したあと、30分積算計の針がゆっくりではなく、瞬時にジャンプする機構なのです。

これにより、問題点だった誤読も防止できるようになりました。

ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

手巻き式で、振動数は毎時1万8000振動です。

アウトサイドデイトも搭載した、シックなデザインのモデルです。

フライバック機構だけではなく、プレシジョン・ジャンピング・ミニッツ・カウンターも合わせて搭載した、高精度な一本。

価格は595万円です。

戻ってきたピラーホイール

ピラーホイールというのは、機械式クロノグラフのムーブメントを制御しているパーツのことです。

形は円柱形をしています。

以前は、ほとんどすべてのクロノグラフに見られていたパーツです。

しかし、大量生産をするためにどのメーカーもコストダウンにしのぎを削った結果、ピラーホイールは少しずつ、その姿を消していってしまったのです。

現在でその姿を見ることができるのは、高級な機種の一部だけという状態です。

ですが、最近このピラーホイールが少しずつ復活の兆しを見せ始めています。

ランゲ&ゾーネなど、自社で開発しているクロノグラフに、このピラーホイールが搭載されているのです。

ピラーホイールは本格クロノグラフの象徴とも言えるパーツです。

この復活は、多くのファンに喜ばれていることでしょう。

ジラール・ペルゴ クロノヴィンテージ1999

四角い形をしたデザインが特徴のクロノです。

こちらのモデルは、「ヴィンテージ1945」の流れを汲んでいるモデルとなっています。

振動数は毎時2万8800振動です。

独自で設計した自動巻きムーブメントを搭載している一本で、価格は170万円です。

Cal.GP3080

このムーブメントは、自動巻きクロノグラフとしては世界でもっとも小さいサイズの一体型ムーブメントとなっています。

サイズは、直径23.3mmで厚さは6.28mm。

ムーブメントが最小化することにより、デザインの幅は大きく広がっていきました。

これにより、角型やレディースタイプなどのモデルが出るようになったのです。

その功績は大きいと言えるでしょう。

セイコー クレドール フェニックス クロノグラフ

このモデルは、自社開発した自動巻きのクロノグラフ・ムーブメントを搭載したモデルです。

自社開発したクロノグラフを搭載しているのは、日本国内でもこの一本だけとなっています。

とても貴重なモデルであると言えるでしょう。

振動数は毎時2万8000振動で価格は20万円です。

Cal.6S78

1998年に「6S74」を発売していますが、このムーブメントを自動巻き化したのが、Cal.6S78です。

ピラーホイールをリューズのサイドに備えています。

さらに、手巻き機構のついた自動巻きクロノグラフムーブメントとなっているのです。

カレンダー機構も搭載していて、高い精度を誇るその信頼性は揺るぎないものがあります。